みずば霊魂学
霊的世界に関して初心者向けの内容です
霊的な真実を探求しています
最近流行りのシルバーバーチなどのスピリチュアリズムの主張とは異なっています
また、「テレビ等では高級な霊魂現象は起きない」と主張しております
統一教会とは一切関係がありません
水波一郎師 監修
2014.01.08
死んだら地獄へ落ちるのか、そういった質問を良く聞きます。
私には落ちるとも落ちないとも言えない、そう答えるしかありません。
というのも、地獄という場所に対する考え方によって答が異なるからです。
ある霊魂が、ここは地獄だ、と言っている場所を、別の霊魂は、極楽だ、と言っていたりするそうです。
つまり、地上の地図とは違い、霊魂の世界にはどこからどこまでが地獄で、どこからどこまでが地獄ではない、というような決まりはないのです。
地上の人間達が分かりやすいように、霊魂を語る人達がいろいろと分類しているというに過ぎません。
そのために、専門家によっても、地獄の場所の考え方が違うのです。ですから、私としては、何とも答えにくいのです。
ただし、霊魂学では、地獄の定義ははっきりしています。
それによれば、地獄とは一般人が霊的に低い世界に入ったにせよ、もっともっと、はるかに低い世界なのです。そこまで落ちるのも並大抵のことではないようです。
言い方を変えれば、恐ろしかったり、辛かったりする世界に入る人は大勢いるのですが、それよりもはるかに恐ろしい世界がある、ということなのでした。
私には落ちるとも落ちないとも言えない、そう答えるしかありません。
というのも、地獄という場所に対する考え方によって答が異なるからです。
ある霊魂が、ここは地獄だ、と言っている場所を、別の霊魂は、極楽だ、と言っていたりするそうです。
つまり、地上の地図とは違い、霊魂の世界にはどこからどこまでが地獄で、どこからどこまでが地獄ではない、というような決まりはないのです。
地上の人間達が分かりやすいように、霊魂を語る人達がいろいろと分類しているというに過ぎません。
そのために、専門家によっても、地獄の場所の考え方が違うのです。ですから、私としては、何とも答えにくいのです。
ただし、霊魂学では、地獄の定義ははっきりしています。
それによれば、地獄とは一般人が霊的に低い世界に入ったにせよ、もっともっと、はるかに低い世界なのです。そこまで落ちるのも並大抵のことではないようです。
言い方を変えれば、恐ろしかったり、辛かったりする世界に入る人は大勢いるのですが、それよりもはるかに恐ろしい世界がある、ということなのでした。
2014.01.08
Q 生きているうちに霊魂の世界を見たいのですが。
A 残念ながら無理です。
人間は物質の肉体を所持しています。そのために、物質の脳で知覚しています。
見たり聞いたりといった感覚も全て肉体の脳で行なっています。
この肉体の脳は物質ですので、物質以外の世界のものを見ることができません。したがいまして、人間は霊魂の世界を見ることができないのです。
ところが、世の中には普通ではない人がいらっしゃいます。
それが「霊能力者」と呼ばれる人達です。こうした人達は物質でないものをも知覚することができます。
ただし、錯覚も多く、本当の知覚はほんの僅かだと思えます。
いずれにしましても、物質の人間が物質でないものを知覚するということは、まずできない事ですので、霊能力者の方々は特殊な技術があるということになります。
もしも、霊能力者ではない一般の人達が霊魂の世界を見たいという場合は、その前に、霊能力を身に付ける必要があるのです。
A 残念ながら無理です。
人間は物質の肉体を所持しています。そのために、物質の脳で知覚しています。
見たり聞いたりといった感覚も全て肉体の脳で行なっています。
この肉体の脳は物質ですので、物質以外の世界のものを見ることができません。したがいまして、人間は霊魂の世界を見ることができないのです。
ところが、世の中には普通ではない人がいらっしゃいます。
それが「霊能力者」と呼ばれる人達です。こうした人達は物質でないものをも知覚することができます。
ただし、錯覚も多く、本当の知覚はほんの僅かだと思えます。
いずれにしましても、物質の人間が物質でないものを知覚するということは、まずできない事ですので、霊能力者の方々は特殊な技術があるということになります。
もしも、霊能力者ではない一般の人達が霊魂の世界を見たいという場合は、その前に、霊能力を身に付ける必要があるのです。
2014.01.08
Q 夢で霊魂の世界を見てきた、と言う方がいらっしゃいますが、本当ですか。
A 霊能力者の場合は、人によって様々な特殊技能があるかもしれません。そのため、絶対にない事とは言えません。ただし、大抵の場合、霊魂の世界を見てはいません。
夢で霊魂の世界を見たと言う方の中には、夢を見ている時に「幽体」が肉体を離れて霊魂の世界を見て来ると主張する方もいらっしゃいます。
また、誰でも寝ている時は「幽体」が肉体を離れて霊魂の世界にいるのだと主張する方もいらっしゃるそうです。
ですが、寝ている間に幽体が肉体を完全に離れることは普通はないことです。
意図的に幽体を離脱させる訓練をしている人は別としまして、普通の人は寝ていても幽体は肉体に入ったままです。
もしも幽体が簡単に肉体から離れるようになりますと、人の肉体は、悪い霊魂に簡単に入られてしまうことになります。幽体のない状態とは、いわば、鍵も掛けずに家を空けているようなものなのです。
そして、本人が戻って来た時には、もう別の霊魂が肉体を使っていて、本人は中に入れないかもしれません。
すると、その幽体は自分の使う肉体がなくなり、事実上、死んでしまうことになります。
守護霊が守ってくれる、と安易に考える方もいらっしゃるかもしれませんが、霊魂を信じる人ならともかく、信じない大勢の方々を、守護霊が、そんなにいつも完全に守れるとは思えません。
そうした不幸は5人に1人しか起きないとしましても、仮に寝ている時は誰でも幽体が出ているとしますと、毎日、5人に1人は朝目が覚めたら、死んでしまっているということになるのです。
また、たとえ死ぬまで行かなくとも、中に違う個性が入っているので、家族は別人と話をすることになってしまいます。
ですから、誰でも幽体が出ているということは決してありません。
たとえば、寝ている人に刺激を与えますと、その刺激に反応した夢を見ることがあります。
つまり、夢は肉体の脳によって構成されているのです。
しかし、特殊能力者の場合はその限りではありません。
つまり、特殊なのですから。ですが、霊魂学の視点から言えば、夢による霊魂の世界の探訪は事実を見て来てはいません。
その理由は、物質の肉体が物質の世界でしか活動できないように、幽体では幽体の行きうる世界しか行くことができず、神や天使と呼ぶような高級な霊魂が住む、幽体よりも高貴な身体で活動する世界に入ることはできないのです。
ところが、そうした探訪記は、幽体のまま高貴な霊的世界に侵入したつもりになっていることが多いのです。
したがいまして、霊魂学の立場としては、夢による霊魂の世界の探訪は、信憑性が低いと考えています。
A 霊能力者の場合は、人によって様々な特殊技能があるかもしれません。そのため、絶対にない事とは言えません。ただし、大抵の場合、霊魂の世界を見てはいません。
夢で霊魂の世界を見たと言う方の中には、夢を見ている時に「幽体」が肉体を離れて霊魂の世界を見て来ると主張する方もいらっしゃいます。
また、誰でも寝ている時は「幽体」が肉体を離れて霊魂の世界にいるのだと主張する方もいらっしゃるそうです。
ですが、寝ている間に幽体が肉体を完全に離れることは普通はないことです。
意図的に幽体を離脱させる訓練をしている人は別としまして、普通の人は寝ていても幽体は肉体に入ったままです。
もしも幽体が簡単に肉体から離れるようになりますと、人の肉体は、悪い霊魂に簡単に入られてしまうことになります。幽体のない状態とは、いわば、鍵も掛けずに家を空けているようなものなのです。
そして、本人が戻って来た時には、もう別の霊魂が肉体を使っていて、本人は中に入れないかもしれません。
すると、その幽体は自分の使う肉体がなくなり、事実上、死んでしまうことになります。
守護霊が守ってくれる、と安易に考える方もいらっしゃるかもしれませんが、霊魂を信じる人ならともかく、信じない大勢の方々を、守護霊が、そんなにいつも完全に守れるとは思えません。
そうした不幸は5人に1人しか起きないとしましても、仮に寝ている時は誰でも幽体が出ているとしますと、毎日、5人に1人は朝目が覚めたら、死んでしまっているということになるのです。
また、たとえ死ぬまで行かなくとも、中に違う個性が入っているので、家族は別人と話をすることになってしまいます。
ですから、誰でも幽体が出ているということは決してありません。
たとえば、寝ている人に刺激を与えますと、その刺激に反応した夢を見ることがあります。
つまり、夢は肉体の脳によって構成されているのです。
しかし、特殊能力者の場合はその限りではありません。
つまり、特殊なのですから。ですが、霊魂学の視点から言えば、夢による霊魂の世界の探訪は事実を見て来てはいません。
その理由は、物質の肉体が物質の世界でしか活動できないように、幽体では幽体の行きうる世界しか行くことができず、神や天使と呼ぶような高級な霊魂が住む、幽体よりも高貴な身体で活動する世界に入ることはできないのです。
ところが、そうした探訪記は、幽体のまま高貴な霊的世界に侵入したつもりになっていることが多いのです。
したがいまして、霊魂学の立場としては、夢による霊魂の世界の探訪は、信憑性が低いと考えています。
2014.01.10

川上聡さん(仮名) ※本人の画像ではありません
<ある霊魂の他界後の足跡を、なるべく分かりやすいように、物語風に記述します>
彼は死後の世界を信じてはいなかった。
そんな川上が他界したのは病院のベットの上であった。
川上が他界した時は、なぜか何も分からず、しばらくは夢を見ていた。
夢から覚めた時、彼はなぜか見知らぬ場所にいた。一度も見たことのない景色に戸惑ったのだが、それよりも自分がなぜそこに居るのか分からなかった。
どうして良いのかも分からず、しばらくぼうっと立っていた。
それからしばしの時が流れた。
急に、自分は病院にいたはずだ、と思うようになり、なぜ、病院にいないのか、と考えた。その上、彼の体は一人で立てるはずがなかった。彼は自分が死んだのではないかと疑っていた。
彼が自分の死に気が付いたのはそれからすぐであった。
歩いてみると感触が違うのである。なんとなく変なのである。おまけに足が痛くない。
その上、地面に触ってみても何か違うのである。
彼は自分が死んだと知り、一層戸惑うことになった。
これからどうして良いのか分からなかったのである。
見たところ、神や仏が迎えに来ている様子もない。回りには何の建物も見えない。(砂漠でもあるまいし、いったいどこなんだろう。)
彼の不安はどんどん募っていった。
ただ、立っていてもどうにもならない。そう考えた川上はとぼとぼと歩きだした。どれだけ歩いても何もない。
このままでは死んでしまう、そう考えてはっとした。彼はすでに死んでいたのであった。
「食事や住まいはどうなるのだろうか。」
彼はとにかく誰かに会いたかった。
いくら歩いても無駄だと考えた川上は立ち止まって叫んだ。
「神さまーー、助けてください。」
しかし、誰も答えてはくれなかった。
不思議なことに川上の目には太陽も映っているし、山も映っているのだが、動いているものが一つもないのである。
せめて動物でもいないものか、そう思って回りを見回してもみるが、居るのは自分だけなのであった。
やがて、夜になる時間が来た。それなのに太陽の位置は変わらない。
「どうしてなんだ。一体どうなっているんだ。」
川上はもう気が狂いそうになっていた。
それでも何一つ変わることもなく、どんどん時間だけが過ぎて行った。それなのに、なぜか腹は減らず眠くもならない。
川上はこの時初めて、宗教を信じていれば良かった、そう本気で思ったのであった。
どれだけの時間が流れたのか、彼にはさっぱり分からなかった。
一日の境がなく、一日中昼なのである。何をするでもなく、彼はただ、寝そべっていた。
テレビもなく、話し相手もいない。襲ってくる獣さえいない。
草木は見当たらないし、気を紛らすものが何もないのである。
せめて、自分の置かれている状況が分かっていれば、それでも安心していられるかもしれない。
ところが、何も分からないのである。
これから一体どうなってしまうのか、彼はすでに心の安定を保てなくなっていた。
随分と長い時間が経った。
彼はまだ、そこにいた…。
2014.01.10

山本 泉さん(仮名) ※本人の画像ではありません。
<ある霊魂の他界後の足跡を、なるべく分かりやすいように、物語風に記述します>
彼女は若くして自殺した。彼女はノイローゼだったようで、死んでもしばらくの間は笑うことさえなかった。
そのためか、何かと後ろ向きに思考し、積極性を失い、死後の世界の住人となっても、誰とも話そうとしないのであった。
彼女が入った世界は街であった。いろいろな形の家が並んでいて、霊魂も大勢住んでいた。
その上、他の霊達も気軽に声をかけてくれるのであった。
それでも彼女はうつむいたままで、何やら物思いに耽っていた。
とはいえ、ここは霊魂の世界である。地上とは勝手が違う。
食事もいらなければ、寝ることもない。おまけにどの家に入っても誰も文句を言わないのである。
ある時、彼女は思い切って聞いてみた。
「ここはどうして、誰も私に文句を言わないのですか。」
ある女性の霊魂が教えてくれた。
「あなたは、まだ来たばかりで、何も知らないのでしょうけど、ここの生活は思っただけで何でも出てくるのよ。」
「えっ。」
泉が驚くと、女性は笑いながら答えた。
「あなたのいた世界は物でできているから、家を建てるのは大変なのよ
」
「でもね、ここは物質では出来ていないの」
「だから、念じるだけですぐに家が建つのよ。欲しいと思えば何でも手に入るの。だから、泥棒もいなければ警察もいらないのよ」
「何しろ、誰かに取られてもまたすぐに作れるのよ」
「でも、土地は自分の物じゃあないんですか。」
「ほっほっほっ。」
女性は口に手を当てて笑うのであった。
「土地なんて物はないの。地面はあなたに地面と見えているだけなの。まあ、そのうち、ゆっくり覚えるといいわ。最初は皆、戸惑うのよ。」
泉は、付いていけない、という感じがした。ただし、ここは地上とは全く違う世界なんだ。それだけははっきり分かったのであった。
それから、どれだけかの時が流れた。泉は笑顔で霊魂たちと語っていた。まるで別人のようであった。
*自殺を推奨しているわけではありませんので、誤解のないようにしてください。
山本泉(仮名)さんのように自殺したからといって、必ず苦しみの世界に落ちるということはないようです。
ですが、最近はほとんどの人が下の世界に落ちているという情報も入っています。
自殺であれ、病死であれ、他殺であれ、霊魂の世界の法則としては、単に肉体から幽体が分離し、霊魂の世界に入るという現象にすぎませんので、死に方は本来行くべき世界とは関係がありません。
ですが、自殺するほどに追いつめられる過程においては、不道徳な霊魂に干渉されていたり、他の人から強い恨みや攻撃的な念を受けていたり、といった霊的障害を抱えていることが大変多いようです。
ですから、そうした人は、結局、苦しみの世界に入ってしまいます。
特に最近は、この世界は霊的な環境が悪いようで、ほとんどの人は幽体に力がないようです。
そのような状態で死を迎えると、病死の人ですら苦しみの世界に入る可能性がありますので、霊的障害を抱えた人はなおさら辛い思いをする可能性があります。
世の中には、自殺というと、「神の罰が当たる」的な発想をする人がいますが、それは霊魂学的には間違っています。
ですから、山本泉(仮名)さんの例を掲載しました。
それでも現実には、自殺するとかえって苦しむ人がほとんどですので、何とか生きる方向に考えてほしいと思っております。そして霊魂も、一生懸命生きること、を勧めています。