みずば霊魂学
霊的世界に関して初心者向けの内容です
霊的な真実を探求しています
最近流行りのシルバーバーチなどのスピリチュアリズムの主張とは異なっています
また、「テレビ等では高級な霊魂現象は起きない」と主張しております
統一教会とは一切関係がありません
水波一郎師 監修
Q 前世はありますか。
A あります。(「霊との問答 - 問答5 生まれ変わりはありますか。」を参照。)
このHPでは「過去世」と呼んでいます。
Q では、過去世について知りたいのですが、過去世がどうたったから今はこうしているのだとか、過去世と今の人生は正反対になる、というような事をよく聞きます。
これは正しいのでしょうか。
A そんな事はありません。
なぜなら、人間は一度死ぬとその肉体をなくしてしまうからです。
人生の記憶は幽体という身体の脳がそのまま保持します。ですが、肉体は無くしてしまいますので、遺伝子は消滅してしまうのです。
その後、複雑なメカニズムを経て再度、人は地上に誕生しますが、それは、地上の男女の性行為によって起きる現象ですから、霊魂の側が、自分を次男としてこの家に生んでくれ、と言っても通りません。
その男女が1人しか生まなければ、その霊魂の希望は通らないのです。
そうしたわけで、霊魂の再度の地上への誕生は、むしろ、地上の人間の自由意思の結果なのです。
同じように、新しく地上に生まれた人間は、その両親の遺伝子を背負って生まれてしまいます。過去の自分の遺伝子とは異質の肉体に入るのです。
ご存じのように、肉体の遺伝は新しく生まれた子供に多数の前提を与えます。体の特徴や顔ばかりではなく、かかりやすい病気にまで遺伝が作用してしまいます。
つまり、新しく生まれる子供は、新しい親の遺伝と新しく生まれた家庭の環境、その国の情勢、その時代の文化、そうした過去とは全く異なる前提を背負って生きる事になるのです。
つまり、過去の人生と全く同じように生きる人はまずいないのです。
過去世が王女だったから今回は貧乏人に生まれるとか、そうした必然もありません。
とは言いましても、世界中で人が生まれるわけですから、どれだけかの割合で、過去世と正反対とか、非常に似た境遇で生まれるという人ももちろんいます。
たとえ、1パーセントでも、世界中の人口を考えれば、相当の数になる事も確かです。
Q それでは、過去世は今回の人生に特に影響はないのですか。
Aそうではありません。
たとえば、過去世で誰かに殺されたという人は、心理のずっと奥に、その時の強い恐怖が残っている事があります。
そうした人が何かのきっかけでその心理が蘇ってくると、誰かに殴られそうになっただけでも、自分は殺されるのでは、と過剰に反応したりするため、普通ならば喧嘩で終わるような事でも、恐ろしい事件に発展させてしまう危険があるのです。
誰もが過去世で恐ろしい体験をしているわけではありません。中には平凡な人生で終わった人もいらっしゃいます。
ただし、人というものは、平凡なように見えても、家族や仕事などで人知れず悩み苦しんでいる事があるものです。
過去世のそうした心理が、今回の人生に影響を及ぼすという事は多く見られます。
前回の人生でこうだったから、今回も必ずこうなる、と決め付け得るようなことはまずありません。けれども、随所にその影響が現れるのです。
A あります。(「霊との問答 - 問答5 生まれ変わりはありますか。」を参照。)
このHPでは「過去世」と呼んでいます。
Q では、過去世について知りたいのですが、過去世がどうたったから今はこうしているのだとか、過去世と今の人生は正反対になる、というような事をよく聞きます。
これは正しいのでしょうか。
A そんな事はありません。
なぜなら、人間は一度死ぬとその肉体をなくしてしまうからです。
人生の記憶は幽体という身体の脳がそのまま保持します。ですが、肉体は無くしてしまいますので、遺伝子は消滅してしまうのです。
その後、複雑なメカニズムを経て再度、人は地上に誕生しますが、それは、地上の男女の性行為によって起きる現象ですから、霊魂の側が、自分を次男としてこの家に生んでくれ、と言っても通りません。
その男女が1人しか生まなければ、その霊魂の希望は通らないのです。
そうしたわけで、霊魂の再度の地上への誕生は、むしろ、地上の人間の自由意思の結果なのです。
同じように、新しく地上に生まれた人間は、その両親の遺伝子を背負って生まれてしまいます。過去の自分の遺伝子とは異質の肉体に入るのです。
ご存じのように、肉体の遺伝は新しく生まれた子供に多数の前提を与えます。体の特徴や顔ばかりではなく、かかりやすい病気にまで遺伝が作用してしまいます。
つまり、新しく生まれる子供は、新しい親の遺伝と新しく生まれた家庭の環境、その国の情勢、その時代の文化、そうした過去とは全く異なる前提を背負って生きる事になるのです。
つまり、過去の人生と全く同じように生きる人はまずいないのです。
過去世が王女だったから今回は貧乏人に生まれるとか、そうした必然もありません。
とは言いましても、世界中で人が生まれるわけですから、どれだけかの割合で、過去世と正反対とか、非常に似た境遇で生まれるという人ももちろんいます。
たとえ、1パーセントでも、世界中の人口を考えれば、相当の数になる事も確かです。
Q それでは、過去世は今回の人生に特に影響はないのですか。
Aそうではありません。
たとえば、過去世で誰かに殺されたという人は、心理のずっと奥に、その時の強い恐怖が残っている事があります。
そうした人が何かのきっかけでその心理が蘇ってくると、誰かに殴られそうになっただけでも、自分は殺されるのでは、と過剰に反応したりするため、普通ならば喧嘩で終わるような事でも、恐ろしい事件に発展させてしまう危険があるのです。
誰もが過去世で恐ろしい体験をしているわけではありません。中には平凡な人生で終わった人もいらっしゃいます。
ただし、人というものは、平凡なように見えても、家族や仕事などで人知れず悩み苦しんでいる事があるものです。
過去世のそうした心理が、今回の人生に影響を及ぼすという事は多く見られます。
前回の人生でこうだったから、今回も必ずこうなる、と決め付け得るようなことはまずありません。けれども、随所にその影響が現れるのです。
2014.01.10

洋介(仮名)は前世を信じていました。
そして、悪い事をした人が死ぬと動物になったりすると考えていました。そのためか、生きている間に善い事をしなければ、といつも考えていたのでした。
彼が50歳を過ぎた頃、妻の悦子(仮名)がこう言いました。
「あなたはいつも、善い事をしなさい、って言うけど、世の中って、何が良くて何が悪いのか良く分からない事が多いと思うの。私、ついていけない気がする」
洋介は言葉を失いました。
これまで、単純に、善い事をする、としか考えてこなかったからです。
悦子はなおも言いました。
「私は自分では善い事をしているつもりなのに、あなたは、良くない、って言う事があるでしょ」
「この間なんか、あなたのために良いと思って買った洋服を、あなたは勿体ない事をする、って言うし、お母さんなんか、私がいくら善い事のつもりでいても、今の若い人は駄目だ、って言うのよ」
「私、もうどうしていいのか分からない」
この日から洋介の葛藤が始まりました。
ただ単に善い事をするという事が何か難しい事に思えてしまったのです。
洋介は本当に来世で動物に生まれる事があるのかどうか、それを知りたいと思い、書店へ足を運びました。
書店で前世や生まれ変わりに関する本を探したのでした。
洋介はびっくりしました。驚く程たくさんの本があり、それらの主張は実に様々なのです。
決して動物には生まれないという本もあったのでした。
彼は悩みました。そしてとうとう、何も考えなくなりました。
やがて、他界する時がやって来ました。側には、インド人の霊魂がいました。
この霊魂が、側でずっと、善い事をしろ、善い事をしろ、という思いをぶつけていたのでした。
ところが、彼がそれを考えなくなってから、腹を立てたようで、何かと、激しく攻撃的な念を洋介にぶつけていたのです。
洋介は他界しました。
しかし、あれほど、善い事をしたはずだったのに、あまり良い世界には行けませんでした。
彼の霊魂になってから使う身体が、霊の念で傷ついていたので、レベルの高い幽界には入れなかったのです。
彼の守護霊は、生前何度も側に寄ろうとしましたが、それができずにいました。
そして、とうとう、可哀相な結果が出てしまったのでした。
指導霊だった霊魂が、洋介にこう言っていました。
「何が善いか悪いかは地上の基準。霊魂の世界には別の基準がある。何よりも、霊を知って欲しかった」
「人が死ねば人間の霊魂になる。たとえ、再生しても、人間としての霊的な仕組みが変わることはない。決して動物には、生まれることはないのだ」
また、守護霊も言いました。
「前世は今の自分に対して影響を与えている。あなたの『動物に生まれるかもしれない』という気持ちの奥には、過去の人生の心情による影響があった。私はむしろ、それを知って欲しかった」
「書店にそれに触れた本があったのに…」
「そして、私の部下があなたに必死に思いを飛ばしたのに、あなたは気付けなかった…」
過去世に対する誤った見解が、洋介を不幸にしたのかもしれません。
2014.01.15
Q 生まれ変わりはありますか。
A〈霊魂〉
広い意味ではある。ただし、よく言われているような生まれ変わりではない。
Q どういうことですか。
A〈霊魂〉
人間が死んですぐに地上に生まれることはない。
そうした場合は霊魂の世界が不要になる。
また、霊魂が地上に生まれて霊魂の世界から姿を消すこともない。
霊魂の世界の人口は増えるばかりで減ってはいない。
つまり、実際の生まれ変わりは複雑で一般の人達に説明するような内容ではない。
Q では、前世を知ることは無意味ですか。
A〈霊魂〉
いや、違う。
ただし地上の人間は、いかなる霊能力者といえども自分の力だけで他者の過去の人生を知ることはできない。
出来るのは霊魂のみである。
Q では、霊魂に聞ける霊能力者のみですか。
A〈霊魂〉
正確には過去世(かこせ)を知り得るような霊魂から情報を取り得る霊能力者のみである。
Q それでは殆どいないのではないですか。
A〈霊魂〉
当然である。
Q 過去世と呼ぶ方が良いのですか。
A〈霊魂〉
我々には前世(ぜんせ)というと直前の過去に聞こえる。
過去世なら何回もある過去の人生と聞こえる。
Q ではこれからは過去世と呼びます。その過去世を知る意味は何ですか。
A〈霊魂〉
自分自身が現時点まで持ち越した乗り越えるべきテーマが分かる。
また、今の人生で同じ失敗をしないための教訓になったりもする。
Q それでは自分で過去世を知る方法はないのですか。
A〈霊魂〉
正確さを追求すれば不可能である。
ただし守護霊という、人間の一生をずっと見守る霊魂が、指導のために過去世を調査していることがある。
そうした場合は、守護霊からの霊感により部分的に知ることがある。
Q 霊感がなければ無理ですね。
A〈霊魂〉
それ以前に、守護霊と交流出来るレベルまで修行しないと無理である。
Q 分かりました。やぶ蛇でした。
A〈霊魂〉
広い意味ではある。ただし、よく言われているような生まれ変わりではない。
Q どういうことですか。
A〈霊魂〉
人間が死んですぐに地上に生まれることはない。
そうした場合は霊魂の世界が不要になる。
また、霊魂が地上に生まれて霊魂の世界から姿を消すこともない。
霊魂の世界の人口は増えるばかりで減ってはいない。
つまり、実際の生まれ変わりは複雑で一般の人達に説明するような内容ではない。
Q では、前世を知ることは無意味ですか。
A〈霊魂〉
いや、違う。
ただし地上の人間は、いかなる霊能力者といえども自分の力だけで他者の過去の人生を知ることはできない。
出来るのは霊魂のみである。
Q では、霊魂に聞ける霊能力者のみですか。
A〈霊魂〉
正確には過去世(かこせ)を知り得るような霊魂から情報を取り得る霊能力者のみである。
Q それでは殆どいないのではないですか。
A〈霊魂〉
当然である。
Q 過去世と呼ぶ方が良いのですか。
A〈霊魂〉
我々には前世(ぜんせ)というと直前の過去に聞こえる。
過去世なら何回もある過去の人生と聞こえる。
Q ではこれからは過去世と呼びます。その過去世を知る意味は何ですか。
A〈霊魂〉
自分自身が現時点まで持ち越した乗り越えるべきテーマが分かる。
また、今の人生で同じ失敗をしないための教訓になったりもする。
Q それでは自分で過去世を知る方法はないのですか。
A〈霊魂〉
正確さを追求すれば不可能である。
ただし守護霊という、人間の一生をずっと見守る霊魂が、指導のために過去世を調査していることがある。
そうした場合は、守護霊からの霊感により部分的に知ることがある。
Q 霊感がなければ無理ですね。
A〈霊魂〉
それ以前に、守護霊と交流出来るレベルまで修行しないと無理である。
Q 分かりました。やぶ蛇でした。