みずば霊魂学
霊的世界に関して初心者向けの内容です
霊的な真実を探求しています
最近流行りのシルバーバーチなどのスピリチュアリズムの主張とは異なっています
また、「テレビ等では高級な霊魂現象は起きない」と主張しております
統一教会とは一切関係がありません
水波一郎師 監修
2014.03.07
霊魂との討論
霊魂の主張を皆さんにもお伝えしたいと思います。
霊魂の考えを、人間と討論するという形式に編集してお伝えいたします。
かつて私は、真に意識が高級で偉大な霊魂方と会話したことがありました。
それは、「神伝帰神法」と呼ばれる秘術を、このHP(霊をさぐる PC版)の監修者(水波一郎師)が行なった時に体験し得たことです。
それは大変貴重な経験で、それまで知らなかった事をたくさん学ぶことができました。
できれば、より大勢の方々にそうした事を知っていただきたいと思っております。
ところが、その時は、相手の霊魂方の意識のレベルが高すぎて、こちらはただお伺いするだけになってしまいました。
実際、知らない事を教えてもらうのですから、そのようにしかなりません。
また、そうした高級な霊魂との通信は、一般の人が聞くと怖くなるような内容が多く、そのままでは大勢の人達にはお伝えしにくいのが現実でした。
そこで、ここでは、そうした高級すぎる霊魂方ではなく、私と会話や討論をしても違和感がそれほどないような霊魂の方々の主張を紹介して行きたいと思います。
もちろん、真面目な霊魂の方でないと困りますが、こちらが平伏したくなるような方ではなく、自然に会話できるレベルの霊魂方の考えを聞き出し、それを私との対論という形式の文章に直して掲載してみます。
霊魂との討論「人類は生き残るべきか」第1回
今回は、七郎さん(仮名)の登場です。
私: 人類は環境破壊や核戦争の危機を乗り越え、何とか生き残らなければと思うのですが、どう思われますか。
霊魂: 私はその考えに反対です。
私: なぜですか。
霊魂: 人間達は自分の事だけしか考えていません。
これまでの長い歴史において、環境を破壊してきたのは人間です。
その上、巨大な爆弾で人間ばかりではなく、大勢の動植物を殺しています。
人間が地上に生きていても、人間以外の生物には何の利益もありません。
私: 確かにそうでしょう。
ですが、人間もこれまでの事を反省し、今後は環境や、他の動物との共存を考えています。
これまでは、そうした事を自覚していなかったという面があります。
霊魂: では、聞きます。
ある人が誰かを差別したり、奴隷を使ったり、人をピストルで撃ったり、あるいは、誰かの赤ちゃんを崖から突き落としたとします。
それでも、その人は、それが悪い事であるという自覚がなかったとしたら、それまでに行なってきた事は、許されるべきだと思いますか。
奴隷を使い得るような地位や、身分のある王様のような人なら、他の人にはできないような乱暴な事も出来ることでしょう。
事実、歴史において権力者達は、そうした事を多数行なってきました。
それでも、本人達は必ずしも悪い事をしたとは思っていません。
いや、むしろ、当たり前だと思っていたのではないでしょうか。
そうした人でも、これから反省すれば罪は全くないのでしょうか。
地上の世界では罪を犯せば裁かれます。
たとえ、罪の自覚がなくても、殺人者は無罪にはしないのではないでしょうか。
人類のこれまでの罪は裁かれるべきなのです。
私: これまで人類は多数の罪を犯していると思います。
それでも、それは人類全体としてのことです。
今、生きている各個人に責任はあるのでしょうか。
霊魂: あります。
地上では国家と個人は別でしょうし、過去の人物の責任など取る必要はないのでしょう。ですが、霊魂から見るとそうはいかないのです。
そのうえ、私が、どう見てもおかしいと思う事を、人間達はまだ平気で行なっています。
私: たとえばどのような事でしょうか?
霊魂: たとえば、動物を食べています。
動物であれ植物であれ、食べられたい訳ではありません。
それなのに、狭い場所に押し込められて、運動もろくにさせてもらえず、時期がきたら殺されて食べられます。
こんな事が許されるはずがありません。
私: ですが、人間は食べないと生きられません。
動物性の蛋白も必要です。
仮に、動物は食べないとしても、とにかく、植物は食べないと生きる事は出来ません。
霊魂: そこなのです。
地上の人間は何か食べなければ生きられません。
生まれたからには食べるしかないのでしょう。
ですが、死んで霊魂になれば、何も食べなくても生きられるのです。
つまり、無慈悲な殺生はしなくても生きられるのです。
確かに、小さな子供に親が食べ物を与えないというのは無理でしょう。
生物というものは皆、子供が大切です。
自分の命に代えても助けてやりたいと思うものです。
ですが、それは他の動物も同じなのです。
他の動物も植物も、必要なだけの食事を求めており、食べなければ殺りくはしない者がほとんどです。
ところが人間は、動物を殺し、植物を作っておきながら、市場と価格が合わないとなると捨ててしまうのです。
それなら、殺したり刈り取ったりしては行けないのです。
そうしないと、彼らの命は、食べられもしないのに強引に摘まれた事になってしまうのです。
皆さんは植物が生きていないと思っているのかもしれません。
ですが、実際には、植物も霊的な生命体として物質の身体を着ているのです。
つまり、脳に当たるものがないだけで、同じように生命体なのです。
人間は自分達の子孫を残そうとするから食べなければならないのです。
そうでなければ、つまり、今後、一切生殖しなければ、何も子供を飢えさせなくても、自殺や他殺などといった恐ろしい事に関わらなくても、自然に悪い事をしなくて済むのです。
私: では、人類の過去の罪とは無関係なのでは、という私の問いの答えはどうなのですか。
霊魂: 人類は過去の人間達の罪の上に社会を築いています。
ですが、それは、今、霊魂となっている私達の犯した罪でもあるのです。
ですから、私達は地上の人達が心配なのです。
そして、私達霊魂の再生が、地上に今生きている人達なのです。
ですから、人類の歴史における罪は、私達も地上の人達も同様に背負っているのです。
私: それでは、人間は皆、キリスト教が言うように罪人なのですか。
霊魂: そうです。
仮に、戦争や人種差別、個人的な殺人や暴力、それら全てが何一つ悪い事ではなく、善い事であると考えるのであれば、人間は罪人ではないかもしれません。
ですが、そうした事が悪い事であり、罪であるとするのであれば、地上の人は何回かの再生において、まず間違いなく大なり小なり罪を犯しています。
そして、その罪による犠牲者の恨みや苦しみは簡単には消えません。
そうした意味では、人類は生まれながらにして罪人なのです。
私: キリスト教の言う罪は“原罪”という神話の世界の話なので、少し意味が違いますが、いずれにしても、人間は自分達の犯している罪に気付こうともしていない訳ですから、消滅した方がよいという事ですね。
霊魂: 私はそう考えています。
皆、新しい出産さえ防げば善いのですから、簡単な事です。
その結果、他の生命体を過剰に殺さなくても済むのです。
その上、死後の世界は食べなくても済むのです。
まさに理想の世界です。
私: 他の霊魂の方々も同じご意見ですか。
霊魂: いいえ、とんでもありません。
いろいろな考えの霊魂がいます。
それに、私はいわゆる高級霊魂ではありません。
高級霊魂と呼ばれる方々の考えは、私にはまるで分かりません。
私: そうですか、安心しました。
霊魂の主張を皆さんにもお伝えしたいと思います。
霊魂の考えを、人間と討論するという形式に編集してお伝えいたします。
かつて私は、真に意識が高級で偉大な霊魂方と会話したことがありました。
それは、「神伝帰神法」と呼ばれる秘術を、このHP(霊をさぐる PC版)の監修者(水波一郎師)が行なった時に体験し得たことです。
それは大変貴重な経験で、それまで知らなかった事をたくさん学ぶことができました。
できれば、より大勢の方々にそうした事を知っていただきたいと思っております。
ところが、その時は、相手の霊魂方の意識のレベルが高すぎて、こちらはただお伺いするだけになってしまいました。
実際、知らない事を教えてもらうのですから、そのようにしかなりません。
また、そうした高級な霊魂との通信は、一般の人が聞くと怖くなるような内容が多く、そのままでは大勢の人達にはお伝えしにくいのが現実でした。
そこで、ここでは、そうした高級すぎる霊魂方ではなく、私と会話や討論をしても違和感がそれほどないような霊魂の方々の主張を紹介して行きたいと思います。
もちろん、真面目な霊魂の方でないと困りますが、こちらが平伏したくなるような方ではなく、自然に会話できるレベルの霊魂方の考えを聞き出し、それを私との対論という形式の文章に直して掲載してみます。
霊魂との討論「人類は生き残るべきか」第1回
今回は、七郎さん(仮名)の登場です。
私: 人類は環境破壊や核戦争の危機を乗り越え、何とか生き残らなければと思うのですが、どう思われますか。
霊魂: 私はその考えに反対です。
私: なぜですか。
霊魂: 人間達は自分の事だけしか考えていません。
これまでの長い歴史において、環境を破壊してきたのは人間です。
その上、巨大な爆弾で人間ばかりではなく、大勢の動植物を殺しています。
人間が地上に生きていても、人間以外の生物には何の利益もありません。
私: 確かにそうでしょう。
ですが、人間もこれまでの事を反省し、今後は環境や、他の動物との共存を考えています。
これまでは、そうした事を自覚していなかったという面があります。
霊魂: では、聞きます。
ある人が誰かを差別したり、奴隷を使ったり、人をピストルで撃ったり、あるいは、誰かの赤ちゃんを崖から突き落としたとします。
それでも、その人は、それが悪い事であるという自覚がなかったとしたら、それまでに行なってきた事は、許されるべきだと思いますか。
奴隷を使い得るような地位や、身分のある王様のような人なら、他の人にはできないような乱暴な事も出来ることでしょう。
事実、歴史において権力者達は、そうした事を多数行なってきました。
それでも、本人達は必ずしも悪い事をしたとは思っていません。
いや、むしろ、当たり前だと思っていたのではないでしょうか。
そうした人でも、これから反省すれば罪は全くないのでしょうか。
地上の世界では罪を犯せば裁かれます。
たとえ、罪の自覚がなくても、殺人者は無罪にはしないのではないでしょうか。
人類のこれまでの罪は裁かれるべきなのです。
私: これまで人類は多数の罪を犯していると思います。
それでも、それは人類全体としてのことです。
今、生きている各個人に責任はあるのでしょうか。
霊魂: あります。
地上では国家と個人は別でしょうし、過去の人物の責任など取る必要はないのでしょう。ですが、霊魂から見るとそうはいかないのです。
そのうえ、私が、どう見てもおかしいと思う事を、人間達はまだ平気で行なっています。
私: たとえばどのような事でしょうか?
霊魂: たとえば、動物を食べています。
動物であれ植物であれ、食べられたい訳ではありません。
それなのに、狭い場所に押し込められて、運動もろくにさせてもらえず、時期がきたら殺されて食べられます。
こんな事が許されるはずがありません。
私: ですが、人間は食べないと生きられません。
動物性の蛋白も必要です。
仮に、動物は食べないとしても、とにかく、植物は食べないと生きる事は出来ません。
霊魂: そこなのです。
地上の人間は何か食べなければ生きられません。
生まれたからには食べるしかないのでしょう。
ですが、死んで霊魂になれば、何も食べなくても生きられるのです。
つまり、無慈悲な殺生はしなくても生きられるのです。
確かに、小さな子供に親が食べ物を与えないというのは無理でしょう。
生物というものは皆、子供が大切です。
自分の命に代えても助けてやりたいと思うものです。
ですが、それは他の動物も同じなのです。
他の動物も植物も、必要なだけの食事を求めており、食べなければ殺りくはしない者がほとんどです。
ところが人間は、動物を殺し、植物を作っておきながら、市場と価格が合わないとなると捨ててしまうのです。
それなら、殺したり刈り取ったりしては行けないのです。
そうしないと、彼らの命は、食べられもしないのに強引に摘まれた事になってしまうのです。
皆さんは植物が生きていないと思っているのかもしれません。
ですが、実際には、植物も霊的な生命体として物質の身体を着ているのです。
つまり、脳に当たるものがないだけで、同じように生命体なのです。
人間は自分達の子孫を残そうとするから食べなければならないのです。
そうでなければ、つまり、今後、一切生殖しなければ、何も子供を飢えさせなくても、自殺や他殺などといった恐ろしい事に関わらなくても、自然に悪い事をしなくて済むのです。
私: では、人類の過去の罪とは無関係なのでは、という私の問いの答えはどうなのですか。
霊魂: 人類は過去の人間達の罪の上に社会を築いています。
ですが、それは、今、霊魂となっている私達の犯した罪でもあるのです。
ですから、私達は地上の人達が心配なのです。
そして、私達霊魂の再生が、地上に今生きている人達なのです。
ですから、人類の歴史における罪は、私達も地上の人達も同様に背負っているのです。
私: それでは、人間は皆、キリスト教が言うように罪人なのですか。
霊魂: そうです。
仮に、戦争や人種差別、個人的な殺人や暴力、それら全てが何一つ悪い事ではなく、善い事であると考えるのであれば、人間は罪人ではないかもしれません。
ですが、そうした事が悪い事であり、罪であるとするのであれば、地上の人は何回かの再生において、まず間違いなく大なり小なり罪を犯しています。
そして、その罪による犠牲者の恨みや苦しみは簡単には消えません。
そうした意味では、人類は生まれながらにして罪人なのです。
私: キリスト教の言う罪は“原罪”という神話の世界の話なので、少し意味が違いますが、いずれにしても、人間は自分達の犯している罪に気付こうともしていない訳ですから、消滅した方がよいという事ですね。
霊魂: 私はそう考えています。
皆、新しい出産さえ防げば善いのですから、簡単な事です。
その結果、他の生命体を過剰に殺さなくても済むのです。
その上、死後の世界は食べなくても済むのです。
まさに理想の世界です。
私: 他の霊魂の方々も同じご意見ですか。
霊魂: いいえ、とんでもありません。
いろいろな考えの霊魂がいます。
それに、私はいわゆる高級霊魂ではありません。
高級霊魂と呼ばれる方々の考えは、私にはまるで分かりません。
私: そうですか、安心しました。
2014.03.07
今回は、ななえさん(仮名)の登場です。
私: 人類は本当に消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: 私はそうは思いません。
確かに人類は、霊的な生命体全体の中では、ガン細胞のような存在です。
これに関しては私も意義はありません。
ですが、だからといって、すぐに全員、消滅させてしまうという考えはどうでしょうか。
存在する者は全て、ある意味では創造神の作品と言えるのではないでしょうか。
それを簡単に消してしまうというのは、創造神のご意思ではないと思うのです。
私: では、あなたは人類が確かにガンのような存在だけれども、創造神によって作られたのだから、消してはいけないとお考えなのですね。
霊魂: と言うよりも、存在しているからには、何かしら値打ちや意義があると思うのです。
私: ですが、仮にそこに値打ちや意義があったとしても、他の生命体にも同じ事が言えるのではないでしょうか。
だとすれば、他の多くの生命体にとって良くない存在であれば、ガンは取り除く必要がある、ということになりませんか。
霊魂: 私が思うのは、どんなガン細胞であっても、生きる権利があるということです。
人間の体にガンが出来れば、取り除くのは仕方がないことです。
ですが、それは、自分を守るためです。
つまり、人間がいくら、他の生命体にとってガンであっても、他の生命体が、その権利を主張しなければ、人間は生きるべきだと思うのです。
私: 他の生命体は、人間を嫌がってはいないのですか。
霊魂: 他の動物は、人間とは違って意識が発達していません。
ですから、個として人間を嫌がることはあっても、人類という存在に対して意見するということはありません。
私: それでは、なおさら、他の生命体の立場に立って考えるべきではないのでしょうか。
霊魂: ところが、そうとも言えないのです。
動物達は死んで霊魂になると、ほとんどの場合は、人間とはあまり関係のない生活をしています。
そうなりますと、動物達は、人間にはまるで関心を示さなくなるのです。
一方で、地上は弱肉強食の世界です。
人間が強ければ動物を殺して食べるのですから、動物のことをそれほど考える必要はありません。
問題なのは、食べもしないのに、殺してしまう事なのです。
ですから、そうした事を人類がもっと考えてくれれば、生き残る余地は充分あると思えます。
私: ですが、実際には人間の社会は全てにおいて経済優先です。
そんな社会は、他の生命体のためにはならないと思います。
霊魂: そこなんです。
私に言わせれば、クジラやイルカにばかりこだわって、肝腎な事を考えていない点が、本当に困ったことだと思っています。
たとえ、クジラが絶滅しようと、生態系が崩れようと、それが食べるためである場合は、最終的に人類が生き残れる状態さえ維持できれば、弱肉強食の世界ですから、それは構わないことなのです。
それよりも、問題は、全てに経済優先で、霊的な発想がまるでないところにあるのです。
そうであるからこそ、「創造神のご意思とは異なる生命体」と呼ばれてしまい、生存する権利などなくてよい、と言われてしまう可能性があるのです。
私はそれを一番心配しています。
それ以外の理由なら、何があっても、たとえ個人としての処罰はあったにせよ、全体としての消滅はないと思うのです。
私: それでは、可能性はあるのではないでしょうか。
現代は、人類が自分達の自由で高級霊魂を遠ざけ、意識の低い悪い霊魂ばかりを地上に引きつけていると思うのですが。
霊魂: それに関しては私では分かりません。
確かに、霊的な事を嫌いな人が多すぎます。
これでは人間達の自由意思のために、高級な霊魂は指導しづらくなります。
そして、その分、悪い霊魂達が地上に寄りやすくなります。
そうなれば、人類には真の意味での幸福は遠くなります。
ですが、だからこそ、人類は生き残れる可能性も高いと思います。
なぜなら、悪い霊魂達は、地上に生きる人達をおもちゃにして、いずれ、死後は自分達の世界に引きずり込みたいわけですから、地上から人類を消すことには反対だと思うのです。
遊び道具がなくなってしまいますからね。
ですから、人類が自由意思で不幸になったとしても、子孫は生き残るのではないかと思うのです。
私: では、高級な霊魂が影響力を強めると、むしろ、人類に消滅の危険が増すのですか。
霊魂: そうではありません。
高級な霊魂の方々は、私とはレベルが違います。
深い思慮がおありです。
たぶん、消滅などさせないと思います。
ですが…
私: ですが…?
霊魂: ですが、今の人類はあまりにも神や高級霊魂を攻撃しすぎます。
こんなに攻撃的な発言が多いと、高級霊魂に仕えている霊魂達の中には、人類を処罰せよ、という声も出てしまうのです。
霊魂達は皆、神でも仏でもありません。
まだ未熟です。
ですが、真剣に神や高級霊魂に仕えています。
その霊魂達にしてみると、人間達は、いつか復讐してやりたい存在になりつつあるのです。
私: それが恐ろしい事なのですか。
霊魂: 私ではこれ以上は分かりません。
私: そうですか、どうもありがとうございました。
私: 人類は本当に消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: 私はそうは思いません。
確かに人類は、霊的な生命体全体の中では、ガン細胞のような存在です。
これに関しては私も意義はありません。
ですが、だからといって、すぐに全員、消滅させてしまうという考えはどうでしょうか。
存在する者は全て、ある意味では創造神の作品と言えるのではないでしょうか。
それを簡単に消してしまうというのは、創造神のご意思ではないと思うのです。
私: では、あなたは人類が確かにガンのような存在だけれども、創造神によって作られたのだから、消してはいけないとお考えなのですね。
霊魂: と言うよりも、存在しているからには、何かしら値打ちや意義があると思うのです。
私: ですが、仮にそこに値打ちや意義があったとしても、他の生命体にも同じ事が言えるのではないでしょうか。
だとすれば、他の多くの生命体にとって良くない存在であれば、ガンは取り除く必要がある、ということになりませんか。
霊魂: 私が思うのは、どんなガン細胞であっても、生きる権利があるということです。
人間の体にガンが出来れば、取り除くのは仕方がないことです。
ですが、それは、自分を守るためです。
つまり、人間がいくら、他の生命体にとってガンであっても、他の生命体が、その権利を主張しなければ、人間は生きるべきだと思うのです。
私: 他の生命体は、人間を嫌がってはいないのですか。
霊魂: 他の動物は、人間とは違って意識が発達していません。
ですから、個として人間を嫌がることはあっても、人類という存在に対して意見するということはありません。
私: それでは、なおさら、他の生命体の立場に立って考えるべきではないのでしょうか。
霊魂: ところが、そうとも言えないのです。
動物達は死んで霊魂になると、ほとんどの場合は、人間とはあまり関係のない生活をしています。
そうなりますと、動物達は、人間にはまるで関心を示さなくなるのです。
一方で、地上は弱肉強食の世界です。
人間が強ければ動物を殺して食べるのですから、動物のことをそれほど考える必要はありません。
問題なのは、食べもしないのに、殺してしまう事なのです。
ですから、そうした事を人類がもっと考えてくれれば、生き残る余地は充分あると思えます。
私: ですが、実際には人間の社会は全てにおいて経済優先です。
そんな社会は、他の生命体のためにはならないと思います。
霊魂: そこなんです。
私に言わせれば、クジラやイルカにばかりこだわって、肝腎な事を考えていない点が、本当に困ったことだと思っています。
たとえ、クジラが絶滅しようと、生態系が崩れようと、それが食べるためである場合は、最終的に人類が生き残れる状態さえ維持できれば、弱肉強食の世界ですから、それは構わないことなのです。
それよりも、問題は、全てに経済優先で、霊的な発想がまるでないところにあるのです。
そうであるからこそ、「創造神のご意思とは異なる生命体」と呼ばれてしまい、生存する権利などなくてよい、と言われてしまう可能性があるのです。
私はそれを一番心配しています。
それ以外の理由なら、何があっても、たとえ個人としての処罰はあったにせよ、全体としての消滅はないと思うのです。
私: それでは、可能性はあるのではないでしょうか。
現代は、人類が自分達の自由で高級霊魂を遠ざけ、意識の低い悪い霊魂ばかりを地上に引きつけていると思うのですが。
霊魂: それに関しては私では分かりません。
確かに、霊的な事を嫌いな人が多すぎます。
これでは人間達の自由意思のために、高級な霊魂は指導しづらくなります。
そして、その分、悪い霊魂達が地上に寄りやすくなります。
そうなれば、人類には真の意味での幸福は遠くなります。
ですが、だからこそ、人類は生き残れる可能性も高いと思います。
なぜなら、悪い霊魂達は、地上に生きる人達をおもちゃにして、いずれ、死後は自分達の世界に引きずり込みたいわけですから、地上から人類を消すことには反対だと思うのです。
遊び道具がなくなってしまいますからね。
ですから、人類が自由意思で不幸になったとしても、子孫は生き残るのではないかと思うのです。
私: では、高級な霊魂が影響力を強めると、むしろ、人類に消滅の危険が増すのですか。
霊魂: そうではありません。
高級な霊魂の方々は、私とはレベルが違います。
深い思慮がおありです。
たぶん、消滅などさせないと思います。
ですが…
私: ですが…?
霊魂: ですが、今の人類はあまりにも神や高級霊魂を攻撃しすぎます。
こんなに攻撃的な発言が多いと、高級霊魂に仕えている霊魂達の中には、人類を処罰せよ、という声も出てしまうのです。
霊魂達は皆、神でも仏でもありません。
まだ未熟です。
ですが、真剣に神や高級霊魂に仕えています。
その霊魂達にしてみると、人間達は、いつか復讐してやりたい存在になりつつあるのです。
私: それが恐ろしい事なのですか。
霊魂: 私ではこれ以上は分かりません。
私: そうですか、どうもありがとうございました。
2014.03.07
今回は、昭二さん(仮名)の登場です。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: 当然です。
およそ、私達霊魂がいて霊魂の世界があるのですから、人間はそれを前提に生きなければなりません。
そうでなければ、存在の意味すらないのです。
私: ですが、地上に生まれてしまうと皆、物質の世界しか見えません。
ですから、なかなか霊的には生きられないと思います。
霊魂: それは、確かにそうです。
ですが、人類の長い歴史において、どこの国であっても、神が崇拝されてきました。
そして、死者は別の世界に行くと信じられてきました。
そしてそれは正しい事だったのです。
もちろん、1つ1つ細かい事を言えば間違いも多いでしょう。
ですが、それこそ、物質の世界しか見えないのだから仕方がないことなのです。
人間は、歴史的に、生まれた時から神と共に生きてきました。
だからこそ、霊魂になってからも上の世界に来られたのです。
ところがどうです。
最近は下の方のおぞましい世界に入る者ばかりじゃないですか。
共産主義か唯物論か知りませんが、まるで人間が全てを知っているような顔をして神を侮辱している。
これでは、私の先輩達がいくら助けてあげたいと思ってもどうにもならないじゃあないですか。
私達は怒っているのです。
怒るのは良くない事だという人もいるかもしれません。
ですが、それは真実を知ってから言うべきセリフです。
現実はそんなに甘くないのです。
相当に善い人で、ぜひ助けてあげたい、と先輩達が思っていても、本人が嫌がって、言うことを聞いてくれないのです。
他界する時にせっかく近くにまで行っていても、「死後の世界はない。これは夢か何かの錯覚だ」と言って、無視してしまう者さえいるのです。
そして、結局は悪い霊魂に引っ張られて終わりです。
これが現実なのです。
地上の人間達は知りもしない事を知ったかぶりして、あげくの果てに邪悪な霊魂の手下にされて、霊魂の世界はどんどん邪悪になっていくのです。
まさに今の人類は不良分子そのものなのです。
私: それでは、人類は一刻も早くに消滅した方が良いという考えですか。
霊魂: すぐにでも全滅すべきです。
私は、そのためには、どれだけ苦しくても頑張れます。
霊魂の世界全体の平安のために、今どうしても人類の消去が必要です。
私: でも、それはおかしいのではないでしょうか。
地上の人類を消去しても、その人類は皆、霊魂の世界になだれ込みます。
そうなると、かえって大混乱しませんか。
霊魂: それは、そのとおりです。
ですが、考えてみてください。
仮に今、人類が地上から消滅したとして、どれだけの人数が霊魂の世界に入り込むでしょうか。
確かに多すぎますが、1回限りの事です。
一方、今後、200年間、人類が地上で生き伸びたとしましょう。
あなたもご存じのとおり、霊魂が地上に再生するにしても、再生するのは、魂の全体ではありません。
実際には本人は霊魂の世界に残ったまま、地上に生命が誕生しています。
そうなりますと、200年経っても、霊魂の世界の人数は減ってはいませんから、地上から死者が来る分だけ、霊魂の世界は数が増えるのです。
ですから、時間が経てば結局、今全滅しただけの人数は、霊魂の世界に入ってくるのです。
それどころか、地上に人間が残れば、その分だけ、どんどん霊魂の世界の、元人間の数は増えて行きます。
彼らは不良分子ですから、霊魂の世界はどうにも手が打てないような悪い世界になってしまうのです。
事は一刻を争うのです。
いくら、霊魂の世界が、無限のごとしに広がっているといっても、悪い奴等が占拠するのでは何にもなりません。
私達は、すぐにでも立ち上がって、地上の人類を消去させたいと願っています。
私: 私達も地上の人達に何とか目覚めて欲しいと願って活動しています。
そのうちきっと一緒に活動してくれたり、助けてくれたりする人達が現れると信じています。
それまで過激な行動を待つことは出来ませんか。
霊魂: では、聞きます。
あなた達が真剣に活動しても、本気で後押ししてくれる同志が何人いますか。
世間が宗教に走っていると言って少しでもなじったら、すぐに矛を納めて知らん顔をするのではないですか。
ましてや、邪教に財産を吸い取られるバカはいても、高級霊魂の活動に全財産を寄付する者など1人もいないでしょう。
そんな者達は同志とは言いません。
ただの依存者です。
私達は違います。
霊魂の世界をこれ以上残酷な世界にはしたくない、これ以上、恐怖に泣き叫ぶ魂を作りたくないという気持ちから、高級霊魂から処罰され、自分の魂を消されても構わないという信念で立ち上がっているのです。
すでに同志は大勢います。
皆自分の事よりも苦しむ人達のために、自らを犠牲にしても戦うという魂ばかりです。
私: という事は、高級霊魂の指示はない活動ですね。
霊魂: そうです。
ですが、地上では高級霊魂よりも私達の方が力があります。
物質の世界では、高級な霊魂ほど活動出来ませんから。
私: 高級霊魂の許可を取らないのですか。
霊魂: 私達には高級霊魂の考えは理解出来ません。
ですが、真の神はきっと分かってくださると信じています。
私: おっしゃる事は分かりました。また、話が出来ると良いと思います。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: 当然です。
およそ、私達霊魂がいて霊魂の世界があるのですから、人間はそれを前提に生きなければなりません。
そうでなければ、存在の意味すらないのです。
私: ですが、地上に生まれてしまうと皆、物質の世界しか見えません。
ですから、なかなか霊的には生きられないと思います。
霊魂: それは、確かにそうです。
ですが、人類の長い歴史において、どこの国であっても、神が崇拝されてきました。
そして、死者は別の世界に行くと信じられてきました。
そしてそれは正しい事だったのです。
もちろん、1つ1つ細かい事を言えば間違いも多いでしょう。
ですが、それこそ、物質の世界しか見えないのだから仕方がないことなのです。
人間は、歴史的に、生まれた時から神と共に生きてきました。
だからこそ、霊魂になってからも上の世界に来られたのです。
ところがどうです。
最近は下の方のおぞましい世界に入る者ばかりじゃないですか。
共産主義か唯物論か知りませんが、まるで人間が全てを知っているような顔をして神を侮辱している。
これでは、私の先輩達がいくら助けてあげたいと思ってもどうにもならないじゃあないですか。
私達は怒っているのです。
怒るのは良くない事だという人もいるかもしれません。
ですが、それは真実を知ってから言うべきセリフです。
現実はそんなに甘くないのです。
相当に善い人で、ぜひ助けてあげたい、と先輩達が思っていても、本人が嫌がって、言うことを聞いてくれないのです。
他界する時にせっかく近くにまで行っていても、「死後の世界はない。これは夢か何かの錯覚だ」と言って、無視してしまう者さえいるのです。
そして、結局は悪い霊魂に引っ張られて終わりです。
これが現実なのです。
地上の人間達は知りもしない事を知ったかぶりして、あげくの果てに邪悪な霊魂の手下にされて、霊魂の世界はどんどん邪悪になっていくのです。
まさに今の人類は不良分子そのものなのです。
私: それでは、人類は一刻も早くに消滅した方が良いという考えですか。
霊魂: すぐにでも全滅すべきです。
私は、そのためには、どれだけ苦しくても頑張れます。
霊魂の世界全体の平安のために、今どうしても人類の消去が必要です。
私: でも、それはおかしいのではないでしょうか。
地上の人類を消去しても、その人類は皆、霊魂の世界になだれ込みます。
そうなると、かえって大混乱しませんか。
霊魂: それは、そのとおりです。
ですが、考えてみてください。
仮に今、人類が地上から消滅したとして、どれだけの人数が霊魂の世界に入り込むでしょうか。
確かに多すぎますが、1回限りの事です。
一方、今後、200年間、人類が地上で生き伸びたとしましょう。
あなたもご存じのとおり、霊魂が地上に再生するにしても、再生するのは、魂の全体ではありません。
実際には本人は霊魂の世界に残ったまま、地上に生命が誕生しています。
そうなりますと、200年経っても、霊魂の世界の人数は減ってはいませんから、地上から死者が来る分だけ、霊魂の世界は数が増えるのです。
ですから、時間が経てば結局、今全滅しただけの人数は、霊魂の世界に入ってくるのです。
それどころか、地上に人間が残れば、その分だけ、どんどん霊魂の世界の、元人間の数は増えて行きます。
彼らは不良分子ですから、霊魂の世界はどうにも手が打てないような悪い世界になってしまうのです。
事は一刻を争うのです。
いくら、霊魂の世界が、無限のごとしに広がっているといっても、悪い奴等が占拠するのでは何にもなりません。
私達は、すぐにでも立ち上がって、地上の人類を消去させたいと願っています。
私: 私達も地上の人達に何とか目覚めて欲しいと願って活動しています。
そのうちきっと一緒に活動してくれたり、助けてくれたりする人達が現れると信じています。
それまで過激な行動を待つことは出来ませんか。
霊魂: では、聞きます。
あなた達が真剣に活動しても、本気で後押ししてくれる同志が何人いますか。
世間が宗教に走っていると言って少しでもなじったら、すぐに矛を納めて知らん顔をするのではないですか。
ましてや、邪教に財産を吸い取られるバカはいても、高級霊魂の活動に全財産を寄付する者など1人もいないでしょう。
そんな者達は同志とは言いません。
ただの依存者です。
私達は違います。
霊魂の世界をこれ以上残酷な世界にはしたくない、これ以上、恐怖に泣き叫ぶ魂を作りたくないという気持ちから、高級霊魂から処罰され、自分の魂を消されても構わないという信念で立ち上がっているのです。
すでに同志は大勢います。
皆自分の事よりも苦しむ人達のために、自らを犠牲にしても戦うという魂ばかりです。
私: という事は、高級霊魂の指示はない活動ですね。
霊魂: そうです。
ですが、地上では高級霊魂よりも私達の方が力があります。
物質の世界では、高級な霊魂ほど活動出来ませんから。
私: 高級霊魂の許可を取らないのですか。
霊魂: 私達には高級霊魂の考えは理解出来ません。
ですが、真の神はきっと分かってくださると信じています。
私: おっしゃる事は分かりました。また、話が出来ると良いと思います。
2014.03.10
今回は、政吉さん(仮名)の登場です。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: それはわしらが考える事ではない。
何やら、いろいろと言っておる者達もいるが、霊魂には霊魂の仕事がある。
地上の事には不必要に干渉せんことじゃ。
私: ですが、政吉さんは地上に何度も来られると聞いていますが。
霊魂: わしの場合はきちんとした理由がある。
地上の人間達は霊魂が見えん。
その上、修行もしとらん。
これじゃあ、せっかく指導してくださる偉い方がみえても力が出せん。
そこでわしのような者が必要になったのじゃ。
わしらは、地上の事をまだ覚えておる。
死んで霊魂となってから何百年も経った方々とは違って、地上の世界の事に詳しい。
その上、別に立派じゃないから人間とも気が合う。
早い話が、偉い霊魂の方々では人間とは気が合わんから、わしらが代理することがあるのじゃ。
そのために、時折、地上に呼ばれるということじゃ。
私: それでは、あなたは心霊研究等でいう補助霊と考えてもよろしいのですか。
霊魂: おそらく、そうじゃと思う。
私: では、守護霊や指導霊の代理という立場ですね。
霊魂: そういうことじゃ。
ただ、わしの場合は、特定の人間を担当しているわけではない。
呼ばれたら誰の担当でもしている。
1つ仕事が終わったら帰って行く。
私: そうですか、守護霊や指導霊の方々の考えにしたがって行動なさるのですね。
霊魂: そういうことじゃ。
私: それでは、守護霊や指導霊の方々と同じ考えですか。
霊魂: そんなことはない。
わしと高級霊魂の方々とでは、理解力というか思索力というか、そうしたものが全てにおいて違っている。
わしらが本当の意味で、偉い方々の考えを理解できるということはない。
私: では、人類の消滅については、高級霊魂の方々のご意思に従うということですね。
霊魂: そうじゃ。
じゃが、わしらがそうした大事を聞かされるのは、事が終わった後かもしれんがな。
私: …と、おっしゃいますと。
霊魂: わしら程度の者では、そんな大きな問題には首を突っ込めんということじゃ。
わしの仕える偉い方々でさえ、わしと同じで何もご存じないようじゃ。
わしらのレベルでは、地上の人間や霊魂達の動きを、なるべく正確に把握し、上に伝達することが何よりも大切じゃ。
そうせんと、ほれ、何も知らん霊魂達が勝手に動いて、話をややこしくしてしまう。
そんな難しいことは、ずっと上の方の偉い霊魂方にお任せすることが大切じゃ。
わしはよう知らんが、たいそう偉い霊魂方でさえ、神伝禊法とかいう修行を指導する先生には、相手が人間だというのに、頭が上がらんというから、良く分からん世界じゃ。
私: 残念ながら、神伝禊法は地上では無名です。
霊魂: そうかね、こっちでは、上の方の方々は皆知っとるみたいじゃぞ。
何しろ、その法の指導霊のお手伝いをしているというだけで、わしらレベルの霊魂でさえ、邪霊が怖がって近寄らんというからのう。
私: 神伝禊法と人類の消滅は、何か関連がありますか。
霊魂: わしでは分からん。
本当はあんたが知っとるのじゃろう。
私: ……。
霊魂: どっちにしても、えらい事になった。
実際、過激な者達はどんどん数が増えておるからのう。
私: 数が増えると、力が増すのですか。
霊魂: そりゃ、そうじゃ。
実際、彼らは地上の言葉で言えば、命懸けの者達じゃ。
自分の事はどうなっても、苦しんでいる霊魂達のために、自分の全てを捧げようとしとる。
貴い心じゃ。
口でだけ、愛だの、神仏に仕える、だの言っても、実は何もしない地上の連中とは全然違うからのう。
私: では、力があるということですね。
霊魂: 当然じゃ。
たとえ一部の人間の決定でも、原爆を落とせば大勢の人が死ぬじゃろ。
それと同じじゃ。
真剣な霊魂が集まって行動すれば、何が起こるかわからんぞ。
私: 大変参考になりました。今後とも頑張ってください。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: それはわしらが考える事ではない。
何やら、いろいろと言っておる者達もいるが、霊魂には霊魂の仕事がある。
地上の事には不必要に干渉せんことじゃ。
私: ですが、政吉さんは地上に何度も来られると聞いていますが。
霊魂: わしの場合はきちんとした理由がある。
地上の人間達は霊魂が見えん。
その上、修行もしとらん。
これじゃあ、せっかく指導してくださる偉い方がみえても力が出せん。
そこでわしのような者が必要になったのじゃ。
わしらは、地上の事をまだ覚えておる。
死んで霊魂となってから何百年も経った方々とは違って、地上の世界の事に詳しい。
その上、別に立派じゃないから人間とも気が合う。
早い話が、偉い霊魂の方々では人間とは気が合わんから、わしらが代理することがあるのじゃ。
そのために、時折、地上に呼ばれるということじゃ。
私: それでは、あなたは心霊研究等でいう補助霊と考えてもよろしいのですか。
霊魂: おそらく、そうじゃと思う。
私: では、守護霊や指導霊の代理という立場ですね。
霊魂: そういうことじゃ。
ただ、わしの場合は、特定の人間を担当しているわけではない。
呼ばれたら誰の担当でもしている。
1つ仕事が終わったら帰って行く。
私: そうですか、守護霊や指導霊の方々の考えにしたがって行動なさるのですね。
霊魂: そういうことじゃ。
私: それでは、守護霊や指導霊の方々と同じ考えですか。
霊魂: そんなことはない。
わしと高級霊魂の方々とでは、理解力というか思索力というか、そうしたものが全てにおいて違っている。
わしらが本当の意味で、偉い方々の考えを理解できるということはない。
私: では、人類の消滅については、高級霊魂の方々のご意思に従うということですね。
霊魂: そうじゃ。
じゃが、わしらがそうした大事を聞かされるのは、事が終わった後かもしれんがな。
私: …と、おっしゃいますと。
霊魂: わしら程度の者では、そんな大きな問題には首を突っ込めんということじゃ。
わしの仕える偉い方々でさえ、わしと同じで何もご存じないようじゃ。
わしらのレベルでは、地上の人間や霊魂達の動きを、なるべく正確に把握し、上に伝達することが何よりも大切じゃ。
そうせんと、ほれ、何も知らん霊魂達が勝手に動いて、話をややこしくしてしまう。
そんな難しいことは、ずっと上の方の偉い霊魂方にお任せすることが大切じゃ。
わしはよう知らんが、たいそう偉い霊魂方でさえ、神伝禊法とかいう修行を指導する先生には、相手が人間だというのに、頭が上がらんというから、良く分からん世界じゃ。
私: 残念ながら、神伝禊法は地上では無名です。
霊魂: そうかね、こっちでは、上の方の方々は皆知っとるみたいじゃぞ。
何しろ、その法の指導霊のお手伝いをしているというだけで、わしらレベルの霊魂でさえ、邪霊が怖がって近寄らんというからのう。
私: 神伝禊法と人類の消滅は、何か関連がありますか。
霊魂: わしでは分からん。
本当はあんたが知っとるのじゃろう。
私: ……。
霊魂: どっちにしても、えらい事になった。
実際、過激な者達はどんどん数が増えておるからのう。
私: 数が増えると、力が増すのですか。
霊魂: そりゃ、そうじゃ。
実際、彼らは地上の言葉で言えば、命懸けの者達じゃ。
自分の事はどうなっても、苦しんでいる霊魂達のために、自分の全てを捧げようとしとる。
貴い心じゃ。
口でだけ、愛だの、神仏に仕える、だの言っても、実は何もしない地上の連中とは全然違うからのう。
私: では、力があるということですね。
霊魂: 当然じゃ。
たとえ一部の人間の決定でも、原爆を落とせば大勢の人が死ぬじゃろ。
それと同じじゃ。
真剣な霊魂が集まって行動すれば、何が起こるかわからんぞ。
私: 大変参考になりました。今後とも頑張ってください。
2014.03.10
今回登場する霊魂は、たみ子さん(仮名)の登場です。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: そうしたことは神様が決めることで、私達はただ決定に従うのみです。
私: では、やはり神様がそうした決定をなさるのですか。
霊魂: 残念ですが、私では分かりません。
地上の人達の守護霊の方々でも、そんなことは分かりません。
そうした事を決め得るのは、最上位の偉い方々です。
ですから、神様なのか高級霊魂様なのか、私達に分かる事ではありません。
私: では、このテーマは、やはり一番上の方の霊魂に来ていただかないと結論が出ませんか。
霊魂: ところが、それさえも私達には分からないのです。
私: どうしてですか。
霊魂: 地上に人間がいるからです。
地上は、私が聞くところでは、元々人間に権限があるらしいのです。
ですから、高級霊魂様でも、地上の人間のすることにはいちいち口を挟めないと聞いています。
もちろん、こうした方が良い、というような指導はできます。
ですが、右へ行きたいという人を、無理に左に行かせることはできないと聞いています。
私: 人類はずっと戦争等の殺りくを繰り返してきていますからね。
強引に軌道修正を迫れるくらいなら苦労はないですね。
霊魂: そういうことです。
ですから、地上は人間に権限があって、高級霊魂様も消滅させるとか、させないとかは、勝手に決められないのだと思うのです。
そうなると高級霊魂様でも、私と同じで答えられないと思うのです。
私: では、誰も答えられないということですか。
霊魂: それが謎なのです。
なぜかと言いますと、神霊とお呼びしている神様には、決定する権限がお有りだと思えます。
ですが、誰も神霊に直接お会いできる霊魂はいません。
何しろ、全く知り得ない高貴な存在なのですから。
ところが、そうした高貴な存在も、地上の人類に全く無関係かというと、そうでもないらしいのです。
私: どういう事ですか。
霊魂: 神霊であっても、私達がそうお呼びし得るということは、霊魂の中には知り得るレベルの方がいらっしゃるわけで、たぶん、神霊と霊魂はどこかに接点があるのです。
何の接点もなければ、私達が神霊を語ることもないのです。
ですから、接点を見つければ接触も不可能ではないらしいのです。
私: では、神霊との接点を見つけて、直接、聞くしかないということですか。
霊魂: それが出来れば最短だと思います。
でも、簡単ではありません。
私では何千年掛かっても不可能です。
ところが、不可能とばかり言ってはいられません。
実際、人類を消滅させたいと考えている霊魂も大勢います。
そうなると、神霊のご意思がどうであれ、事態が動いてしまうこともないとは言えません。
私: つまり、過激な霊魂達が、高級霊魂の指示に拠らずに勝手に動いてしまうことによって、全滅はしないまでも、大きな事故や災害が起きる可能性もあるということですか。
霊魂: そうした考えの霊魂達に何が出来るのかは知りません。
ですが、確実に数は増えています。
私: つまり、高級霊魂ですら神霊の考えは分からないのですから、私達としては、霊魂達がどう動くかを知るべきだというのですね。
霊魂: それだけではだめです。
やはり、地上の人間達の動きが肝心です。
それによって霊魂達も動きを変えるのですから。
私: やはり、地上の人間の自由意思が大きいということですね。
霊魂: もちろんです。
人間を利用して動く霊魂が多いのですから。
私: 最後にお伺いしたいのですが、あなたの本音としては、人類は生き残るべきだと思いますか。
霊魂: 私個人の考えとしては、人類はとっくに消滅していた方が良かったのだと思います。
原子爆弾が出来た時に、世界中に落ちれば良かったのです。
そうすれば、今のような悪い人類にはならなかったと思います。
今の人類は最悪です。
自分の魂の奥にある本当の自分が、親に縋るように縋り付いている神霊という存在を軽蔑し、それを信じる人達を馬鹿にしているのですから。
これでは自分自身の内にある輝きはすっかり濁ってしまい、邪悪な霊魂達に通じてしまうことになるのです。
そうなると、霊魂の世界は益々おぞましい世界になってしまいます。
その結果、無限の不幸を背負う者ばかりになってしまいます。
この罪は消えるものではありません。
私: 分かりました。
私: 人類は消滅した方が良いのでしょうか。
霊魂: そうしたことは神様が決めることで、私達はただ決定に従うのみです。
私: では、やはり神様がそうした決定をなさるのですか。
霊魂: 残念ですが、私では分かりません。
地上の人達の守護霊の方々でも、そんなことは分かりません。
そうした事を決め得るのは、最上位の偉い方々です。
ですから、神様なのか高級霊魂様なのか、私達に分かる事ではありません。
私: では、このテーマは、やはり一番上の方の霊魂に来ていただかないと結論が出ませんか。
霊魂: ところが、それさえも私達には分からないのです。
私: どうしてですか。
霊魂: 地上に人間がいるからです。
地上は、私が聞くところでは、元々人間に権限があるらしいのです。
ですから、高級霊魂様でも、地上の人間のすることにはいちいち口を挟めないと聞いています。
もちろん、こうした方が良い、というような指導はできます。
ですが、右へ行きたいという人を、無理に左に行かせることはできないと聞いています。
私: 人類はずっと戦争等の殺りくを繰り返してきていますからね。
強引に軌道修正を迫れるくらいなら苦労はないですね。
霊魂: そういうことです。
ですから、地上は人間に権限があって、高級霊魂様も消滅させるとか、させないとかは、勝手に決められないのだと思うのです。
そうなると高級霊魂様でも、私と同じで答えられないと思うのです。
私: では、誰も答えられないということですか。
霊魂: それが謎なのです。
なぜかと言いますと、神霊とお呼びしている神様には、決定する権限がお有りだと思えます。
ですが、誰も神霊に直接お会いできる霊魂はいません。
何しろ、全く知り得ない高貴な存在なのですから。
ところが、そうした高貴な存在も、地上の人類に全く無関係かというと、そうでもないらしいのです。
私: どういう事ですか。
霊魂: 神霊であっても、私達がそうお呼びし得るということは、霊魂の中には知り得るレベルの方がいらっしゃるわけで、たぶん、神霊と霊魂はどこかに接点があるのです。
何の接点もなければ、私達が神霊を語ることもないのです。
ですから、接点を見つければ接触も不可能ではないらしいのです。
私: では、神霊との接点を見つけて、直接、聞くしかないということですか。
霊魂: それが出来れば最短だと思います。
でも、簡単ではありません。
私では何千年掛かっても不可能です。
ところが、不可能とばかり言ってはいられません。
実際、人類を消滅させたいと考えている霊魂も大勢います。
そうなると、神霊のご意思がどうであれ、事態が動いてしまうこともないとは言えません。
私: つまり、過激な霊魂達が、高級霊魂の指示に拠らずに勝手に動いてしまうことによって、全滅はしないまでも、大きな事故や災害が起きる可能性もあるということですか。
霊魂: そうした考えの霊魂達に何が出来るのかは知りません。
ですが、確実に数は増えています。
私: つまり、高級霊魂ですら神霊の考えは分からないのですから、私達としては、霊魂達がどう動くかを知るべきだというのですね。
霊魂: それだけではだめです。
やはり、地上の人間達の動きが肝心です。
それによって霊魂達も動きを変えるのですから。
私: やはり、地上の人間の自由意思が大きいということですね。
霊魂: もちろんです。
人間を利用して動く霊魂が多いのですから。
私: 最後にお伺いしたいのですが、あなたの本音としては、人類は生き残るべきだと思いますか。
霊魂: 私個人の考えとしては、人類はとっくに消滅していた方が良かったのだと思います。
原子爆弾が出来た時に、世界中に落ちれば良かったのです。
そうすれば、今のような悪い人類にはならなかったと思います。
今の人類は最悪です。
自分の魂の奥にある本当の自分が、親に縋るように縋り付いている神霊という存在を軽蔑し、それを信じる人達を馬鹿にしているのですから。
これでは自分自身の内にある輝きはすっかり濁ってしまい、邪悪な霊魂達に通じてしまうことになるのです。
そうなると、霊魂の世界は益々おぞましい世界になってしまいます。
その結果、無限の不幸を背負う者ばかりになってしまいます。
この罪は消えるものではありません。
私: 分かりました。